
こんにちは、ラグドールの禅です。
「ラグドールの入手方法を知りたい」
「飼いやすい猫なのかを知りたい」
そんなみなさんに朗報が。

ラグドールはとても飼いやすい猫で、初めて猫を飼育する方でも絶対に失敗しないと断言できます!
今回はラグドールについて、ラグドールの飼い主という観点からお話します。
- ラグドールの性格
- ラグドールの入手方法
- ラグドールの特徴
- ラグドールの毛色とカラーパターン
- ラグドールを飼うときの注意点
の順番で、大切なことだけをご紹介!
ラグドールを飼ったときのイメージがつくこと間違いなしです、ぜひ読んでみてください!
ラグドールの性格
まず、みなさんは猫に対してどのようなイメージを持っていますか?

ぼくは以前までこんなイメージをもっていました
- 素早く動いて魚を奪っていく
- 壁やソファをガリガリする
- 気まぐれでひっかいてくる
正解は、どれにもあてはまりません。
ラグドールの性格をひとことであらわすと「大型犬のような猫」です。
一般的な猫のイメージとは正反対で、おとなしく・人懐こいのが特徴。
その性格から、初心者でも飼いやすい猫といえるでしょう。
ここでは、ラグドールの性格についてご紹介します。

ぼくの性格はこんな感じです
ラグドールの特徴:おとなしい
ラグドールはおとなしい子が多く、その性格はまるで大型犬のよう。
遊ぶことは好きですが、「激しい運動」を好みません。
ウチで飼育している禅の場合、日中はベッドや飼い主のひざの上で寝ていることが多いです。

最近は全力で遊ぶようになりました
ラグドールの特徴:人懐こい
ラグドールは人懐こい性格をしています。
飼い主にはもちろん、初対面の人にもすり寄っていくこともしばしば。
身体が大きいこともあってか、誰に対しても人見知りをしません。

家の中では、どこへ行くにもぼくの後ろをついてきます!
ラグドールの特徴:抱っこを嫌がらない
そもそもラグドールの語源は抱っこにあります。
抱っこされた時にリラックスすることから、ぬいぐるみという意味を込めて「ラグドール」と名付けられました。

持ち上げられると全身の力が抜けます
ラグドールの特徴:従順で懐が深い
ラグドールは従順な性格です。
それは、抱っこを嫌がらないことからも明らかでしょう。
周りからちょっかいを出されても知らんぷりするので、子供や他の生き物がいる環境でも飼育しやすいといえます。
ラグドールの特徴:壁や家具で爪とぎをしにくい
ラグドールは、壁や家具で爪とぎをしにくいといわれています。
爪とぎさえ置いていれば、他で爪とぎすることは滅多にありません。
ラグドールは、狩りや激しい運動よりもまったりすることを好むもの。
平常心でいることが多く、他の猫に比べて爪とぎをする機会も少ないです。

爪とぎポールがあれば十分…
ラグドールはどこで入手するべき?
初心者にも飼いやすいと大人気のラグドールですが、いくつかの入手方法があります。
基本的にどのように入手しても問題はありません。
しかし、それぞれにメリットとデメリットが。
ラグドールを迎え入れるときのために知っておきましょう。
それでは、代表的なものからみていきます。
ペットショップで購入する
ペットショップでは、生体と一緒に道具やフードといったものを購入することができます。
メリット
- お店で飼育に必要なものを一式そろえることができる。
デメリット
- ラグドールを扱っているペットショップが少ない
ブリーダーさんからの紹介

禅くんはブリーダーさんから引き取りました!
近年、ラグドール専門のブリーダーさんも増えてきました。
ブリーダーさんによって、かかる費用が違うので事前に調べておきましょう。
メリット
- 迎える仔猫の特徴・クセ・親の体質・成長記録など、詳しい情報を教えてもらえる
- 飼うときの注意点などを気軽に相談できる
デメリット
- ブリーダーさんによっては費用が高い
里親になる
猫を迎え入れるなら、里親になるという方法もあります。
メリット
- 費用が安い
- 保護猫として引き取ることができる
デメリット
- 純血のラグドールはほとんど出会えない
ラグドールの特徴
ふわふわした長毛と、ブルーの瞳が特徴的なラグドール。
身体は大きくて従順、毛色のバリエーションも豊富です。
ここでは飼いやすいといわれているラグドールの特徴をみていきましょう。
飼いやすい
ラグドールの魅力はなんといっても飼いやすさでしょう。
性格が穏やかなので、予期せぬ行動をとることはほとんどありません。
猫には活発で手がつけられない個体も多いですが、ラグドールはとても落ち着いています。

落ち着いています
従順で懐が深いことも飼いやすいポイント。
飼い主に対して反抗的ではないので、子供がいる家庭でも安心です。
「猫をなでていたらいきなりひっかかれてしまった」という出来事が少ないのはうれしいですよね。

どこをさわられても、基本的には大丈夫。基本的には。
ラグドールは激しい遊びを好みません。
猫を飼っていると
- 遊んでいるうちに壁や家具に傷がつく
- 歩いていたら足を噛まれて怪我をする
ということがよく起こります。
私はラグドールを飼っていますが、このような事件が起こったことはありません。
身体が大きい
先ほど、ラグドールは穏やかで飼いやすいとお伝えしました。
その理由は、おそらく身体が大きいことでしょう。
ラグドールの大きさは、猫種のなかでは最大で、成長すると4.5~8㎏になります。
また全身が筋肉質・骨太で、大型犬のようにどっしりとした立ち振る舞いをするんです。

1歳になった僕の体重は6.7kg
身体は大きいですが抱っこされるのは大好き。
持ち上げたときのモフモフ感はたまりません。
性格と体格があわさって、癒し効果は最強です。
ラグドールの毛色とカラーパターン
毛色がきれいで、種類も豊富なラグドール。
- たぬきのような模様
- 顔の中心に色がついた模様
など、色々なカラーと毛色パターンがあります。
ラグドールにはさまざまなカラー・毛色パターンがありますが、生まれた直後の色はみんな白色。
模様が完全にできあがるのにかかる期間は、約2年!成長と共に毛色が変化していくことも、ラグドールの魅力です。
ここでは、ラグドールのカラー・毛色パターンについて代表的なものをご紹介します。

ぼくは「ブルーポイントバイカラー」
バイカラー
耳と顔の色が濃くなり、顔にはハチワレ模様がはいります。
ポイントカラー
ポイントカラーの特徴は、顔・耳・足・尻尾に濃い色がつくことです。
ミテッド
ポイントカラーとほとんど変わりませんが、足・アゴ・胸に白い模様がはいります。
ラグドールのカラーと毛色の組み合わせ
ラグドールの見た目に名前をつける際は、ここまでにご紹介した
- バイカラー
- ポイントカラー
- ミテッド
に毛色を組み合わせることになります。
毛色には
- シール
- チョコレート
- ブルー
- ライラック
があります。
ラグドールを飼うときの注意点
初心者でも飼いやすいラグドール。
とはいえ、ラグドールの飼育には注意点もちらほら。
ここでは、私がラグドールを飼育する前に知りたかったことをお伝えします。
抜け毛は意外と多くない。定期的なブラッシングがカギ
ラグドールを飼育するうえでもっとも気になるのは、どれくらい毛が抜けるのか?ということ。
実は、ラグドールの抜け毛は想像よりも少ないです。
もちろん、換毛期にはたくさんの毛が抜けますが、基本的には気にしなくてよいでしょう!
ラグドールの換毛期について。
これは、個体によって大きな差があるもの。

禅くんの場合は以下のとおりです。
- 夏前
- 冬前
要するに、季節の変わり目に毛が抜けます!
抜け毛対策はとっても簡単で、ブラッシングをしてあげること。
週3回もしくは毎日のブラッシングによって、抜け落ちるはずの毛を取り除くことができます。
さらにいうと、ブラッシングには猫が抱えるストレスを減らす効果も。
飼い猫とのスキンシップの時間になりますし、ブラッシングされている猫の表情はとってもかわいいですよ。
かかりやすい病気
ラグドールがかかりやすい病気はこちら。
- 肥大型心筋症
- 尿石症
どちらの病気も、ラグドールが遺伝的にかかりやすいものです。
ですが、かかってしまっても飼い主の責任ではない場合がほとんど。
まずは、
- 適度な運動
- ストレスをへらす
- 食事に気をつかう
といった、基本的なことを意識しましょう。
それぞれの病気について簡単に説明します。
肥大型心筋症
心筋が肥大する疾患です。
心筋の肥大によって、全身に送られる血液量が減ってしまうことに。
肥大型心筋症は、ほかの心筋症にくらべて動脈血栓症を併発しやすいといわれています。
尿石症
尿道に尿石ができてしまう疾患です。
頻尿・血尿などがあった場合は要注意。
シュウ酸カルシウムという尿石ができている可能性があります。
環境の変化に注意
ラグドールは環境の変化に弱いため
- 頻繁に引越しをする
- 部屋を模様替えする
- 新しい家具を置く
といった環境の変化に対して敏感です。
ラグドールが環境の変化に弱いのは、帰巣本能が関係しているといわれています。
帰巣本能とは、動物が離れた場所から自分の巣に帰ってくる能力のこと。
帰巣本能が高いラグドールは、ささいなことでストレスを感じてしまう…。
そのため、部屋のなかに落ち着ける空間を作ってあげることが大切です。

禅くんも、部屋のマットレスを移動するだけでバタバタするもんね

そこんとこ、飼い主である潤くんが配慮してよね
もしも環境を変えるときは、ゆっくり馴染ませてあげましょう。
まとめ
今回はラグドールについてご紹介しました。
ラグドールは大人しい猫種で、人見知りも少なく愛情深い猫なので、みなさんにとって大切な家族になってくれるでしょう。
ただし、ひとつだけお約束。
ラグドールを飼う際は一生面倒をみてあげる覚悟で迎え入れてくださいね!

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えらんでみてね
この愛おしさ、
なんとかならないか…? pic.twitter.com/d74p6yXTuR— ラグドール禅 (@zendoll22) September 8, 2020
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