
ラグドールの禅です

飼い主の潤です
「ラグドールをキャッテリーから受け取りたい」
「キャッテリーから受け取るメリットはなに?」
「キャッテリーとペットショップの違いを教えてほしい」
このような悩みを解決します。
この記事を書いている僕はこんな感じ
- ラグドールと暮らしている
- 大学で生物学を専攻していた
- 動物を学び始めて6年目のちょっと詳しい人!
「ラグドールを飼いたい!」と思ったとき、ペットショップではなくキャッテリーから受け取るという方法があります。
しかし「キャッテリー?なにそれ?」と思う方も多いはず。
そこで今回は「ラグドールのキャッテリー」について
- ラグドールをキャッテリーから迎え入れる3つのメリット
- ラグドールキャッテリーとブリーダー・ペットショップの違い
- おすすめのラグドール専門キャッテリーを3つだけご紹介
の順番で解説します。
キャッテリーについて理解しやすいように書きましたので、5分ほどお付き合いください。
ラグドールをキャッテリーから迎え入れる3つのメリット
はじめに、キャッテリーを利用してラグドールを迎え入れるとなにが良いのかお伝えします。
キャッテリーのメリットは、主にこの3つ。
- 純血純種に出会える
- 容姿と健康を兼ね備えた子猫が多い
- 親身になって相談に乗ってくれる
それぞれ解説していきますね。
ラグドールのキャッテリーでは純血純種に出会える
ラグドールのキャッテリーには、
- キャットショーで優秀な成績をおさめた子
- 優れた遺伝子を持つ子猫
といった優れた猫があつまります。
理由は、キャッテリーとは「猫の愛護団体が認めた資格を有するもの」を指すからです。

かなり厳格なイメージですね…
キャッテリーであつかう猫たちは、そのすべてが「純血純種のラグドール」。
より綺麗な子がほしかったり、将来キャットショーにだしたい、という方にはおすすめといえます。
ラグドールキャッテリーは容姿と健康を兼ね備えた子猫が多い
キャッテリーでは子猫の飼育に力を入れていますし、遺伝子検査が徹底されています。
そのため、大人になってから病気になったり、予期せぬトラブルに発展するリスクが少ないんです。
たとえば飼育に関していうと、
- 子猫の人格形成期に多くの人と触れ合うことで人見知りをしない猫にする
- さまざまな種類のフードを与えて好き嫌いが少ない猫にする
- 子猫のうちにたんぱく質が豊富なごはんを与えて骨格を十分に発達させる
という徹底ぶり。
つまるところ、キャッテリーにいる猫は「品質が非常に高い」ということです。
また、遺伝的な病気にかかりにくい子が多いことも大きなメリットといえます。

ラグドールは遺伝的に心筋症や腎不全になりやすいです
それらの病気になりにくいので、治療費を考えると結果的に安いかもしれませんね

そもそも病気になりたくない
ラグドールキャッテリーは親身になって相談に乗ってくれる
キャッテリーの特徴として猫への愛情がとても強いことがあげられます。
まず、キャッテリーの人達は自分が育てたラグドールの
- 血統
- 伝統
- 歴史
といった部分にプライドを持っています。
そして、その姿勢は「キャッテリー出身の猫とその飼い主をサポートする」ということにつながるんです。
ラグドールを知り尽くしたキャッテリーだからこそ理解できることがあるので、アドバイスは常に的確です。
何かあったときにもすぐに相談できるのは大きなメリットですね。
ラグドールキャッテリーとブリーダー・ペットショップの違い【結論:レベルが高い】
ここでは、ラグドールキャッテリーとブリーダー・ペットショップの違いをみていきましょう。
あまり変わらないように思えますが、明確な違いがあります。
それはズバリ
- キャッテリーはブリーダーより一段階上の資格である
- キャッテリー出身の猫はペットショップよりも高値である
ということ。
それぞれ説明していきますね。
ラグドールキャッテリーはブリーダーより一段階上の資格
キャッテリーは、
- TICA(国際猫協会)
- CFA(ネコの愛好家協会)
のいずれかに認可されたなかでも、さらに一部のブリーダーにのみ許された称号です。
認可には条件があるため、優れたブリーダーしかキャッテリーと名乗れない仕組みにっています。
そもそも、TICAやCFA自体が「世界で最も信頼性がある血統登録団体」であり、そこに認可されるというだけでも大変なことなんです。
そのなかでも厳選されたブリーダーであるキャッテリーは「世界的に認められた最高の飼育団体」といえます。
このような理由からキャッテリーの猫ちゃんは世界トップレベルです。
ペットショップやブリーダーとは明確な違いがあるということを知っておきましょう。
ラグドールキャッテリーの猫はペットショップより値段が高いことが多い
ラグドールの子猫の平均価格はこんな感じです。
- ペットショップで20万円前後
- ブリーダーで15万円~25万円前後
それに対してキャッテリーは優れた血統のラグドールを取り扱っているため、ブリーダーやペットショップ以上の値段になることもあります。
ここで知っておきたいのが、ペットショップの値段は参考にならないということ。
ペットショップは仲介業者がはいるので値段が高くなりがちです。
つまり、健康状態が悪かったり遺伝子に異常があったりする場合でも、ブリーダーやキャッテリーよりも高くなることがあるのです。
ペットショップが「仲介業者がいるから値段が高い」のに対して、キャッテリーやブリーダーは「猫の品質が良いから値段が高い」というのが現実です。
そういった意味では、少し高くてもブリーダーやキャッテリーからラグドールを迎え入れた方がいいのかもしれませんね…。

動物好きとして、ペットショップに対して思うことは多いです…
キャッテリーにいるラグドールの相場は30万円程度【ただし幅がある】
ラグドールをキャッテリーから迎え入れるときの相場には幅があります。
優れた血統・大会などで優秀な成績がある子だったりすると30万円近くすることもありますからね。
一概に値段が言えないのです。

ここだけの話、血統のいいラグドールをペットショップで買うと100万円以上することがあるらしいよ…
おすすめのラグドール専門キャッテリーを3つだけご紹介
僕はキャッテリーであればどこでも信頼できると思っています。
ですが、せっかくなので「おすすめのラグドール専門キャッテリー」を3つほどご紹介しますね。
それがこちら
- HELICHRYSUM(ヘリクリサム)
- SILKTREE(シルクツリー)
- BURST(バースト)
さっそくみていきましょう!
ラグドール専門キャッテリーHELICHRYSUM(ヘリクリサム)
HELICHRYSUM(ヘリクリサム)は、愛知県にあるラグドール専門のキャッテリーです。
HELICHRYSUMは「猫の飼育所」という意味だそうですよ。
ここには、TICAやCFAに登録された優秀なラグドールが集まっています。
定期的な健康診断や血統診断を行っているので、かなり安心安全なキャッテリーといえますね。
ラグドール専門キャッテリーSILKTREE(シルクツリー)
宮城に拠点をおくSILKTREE(シルクツリー)はTICAやCFAに登録しているラグドールを迎え入れています。
子猫の譲渡料を「猫たちの健康管理」にまわしているので、健康状態に問題のあるラグドールはほとんどいません。
また、サポート体制がしっかりしており、迎え入れてくれた方には親身になって相談を受け付けてくれます。
ラグドール専門キャッテリーBURST(バースト)
BURST(バースト)は大阪と東京を拠点とするラグドール専門キャッテリーです。
こちらもTICAとCFAに登録済みのラグドールを扱っています。
BURSTの責任者は
- 愛玩動物飼養管理士1級
- 動物看護師
- ホリスティックカウンセラー
などの資格を持っており、しっかりとした管理のもとラグドールを飼育されています。
拠点が都市部にあることからアクセスがいいのもうれしいですね。
ラグドールをキャッテリーで迎え入れるとたくさんのメリットがある
ここまで、ラグドールのキャッテリーについて解説してきました。
まとめると
- キャッテリーとは、ブリーダーより優れた資格のこと
- ラグドールのキャッテリーなら、健康で血統の優れたラグドールを迎え入れられる
- おすすめのラグドール専門キャッテリーはHELICHRYSUM・SILKTREE・BURSTの3つ
でしたね。
ここまで話してきましたが、実をいうと僕は血統を気にしていません。
ですが、うちの禅くんはTICAに登録された猫であり、そのことを誇りに思っている自分もいます。
小さなことですが、飼っている猫を大好きになる要因にはなるはずです。
ラグドールを迎え入れるときは、キャッテリーという選択もあることを覚えておきましょう。
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