
ラグドールの禅です

飼い主の潤です
「ラグドールを迎えいれたいけど価格はどれくらいだろう」
「ラグドールを飼うために必要なものって?」
「飼育している人にラグドールの値段を教えてほしい!」
このような悩みを解決します。
記事を書いている僕はこんな感じ
- ラグドールの男の子を飼育している
- 大学では農学部で生物学を専攻していた
- 動物を学び始めて6年目のちょっとくわしい人!
さっそく結論、ラグドールの飼育費用はこちらです。
「初期費用」
- ラグドールを購入【約18万円】
- 避妊手術【約1500~3500円】
- ワクチン接種【約1万円】
- 飼育するために最低限必要なものを購入【約5700円】
- ラグドールのためにあったらいいものを購入【約3万円】
を合計した約20万円。
「継続的に必要な費用」
- キャットフード
- おやつ
- トイレ砂
- おもちゃ
などを合計して【約1万円/月】
「定期検診や病気」
- 症状や病院によってさまざま
この記事では、これらを詳しく解説していきます!
3分ほどお付き合いください!
ラグドールを購入するときの価格はだいたい18万円前後
ただし、
- ペットショップで購入する値段
- ブリーダーさんから購入する値段
では少し変わります。
「だいたい20万円くらいかなぁ」と思っておくといいでしょう。
また、
- ショータイプの子猫
- 良血の子猫
を購入する場合は「20万円を超える」ことも。
その場合、
- オスは25万円程
- メスは25万円+3〜5万円
で販売されることがおおいです。
もしもラグドールを「里親」として迎えいれるのなら、購入ではなく引き渡しになります。
購入費用がかからないこともありますが、好みの毛色や血統を望めないことが多いようです。
ラグドールを迎え入れたらワクチン接種・去勢手術が必要【価格は病院によってさまざま】
一般的に、ラグドールを迎えいれたあとは
- ワクチン接種
- 去勢手術
が必要になります。
なんのために必要かというと、病気の発症を防ぐためです。
猫はワクチン・手術をしないことで発症しやすくなる病気が多いですからね…。
ラグドールの避妊手術は1500〜35000円になることが多い
料金は動物病院によって変わりますが、避妊にかかる費用はこのようになります。
- オス6500〜25000円ほど
- メス8000〜35000円ほど
オスよりもメスの方が費用が高いのは、手術のやり方が違うからです。
オスは外から精巣を切りとるだけですが、メスは切開が必要。
手術が大変になるほど価格もあがるというイメージです。

ちなみに禅くんの去勢費用は6500円でした!
院長先生が「ペットの避妊手術を気軽に受けてほしい」という方だったので、すこしお安くなっています。
また、避妊手術は生後6ヶ月くらいでおこなうのが理想といわれています。
避妊手術をせずに発情期を迎えると
- オス・メスともに大きな声で鳴く
- オスの場合、スプレー(おしっこを広範囲に吹きかける行為)をする
などの状態に。
子猫を授かる予定がない場合は、避妊手術をおこないましょうね。
ラグドールにかぎらず子猫にはワクチン接種が必要【価格は1万円ほど】
子猫を迎えいれたら必ずワクチン接種をしましょう。
費用は1万円ほどです。
ワクチン接種をしていない子猫は、ちょっとしたことで簡単に亡くなってしまいますので絶対に打ってあげましょう。
ワクチンについてはちかくの動物病院でくわしく教えてもらえますよ。
たとえばこんなやつですね。
- ワクチンの種類
- 接種する回数
- 接種する時期
保護猫の場合は虫下し・ノミ取りをしましょう【価格は4000円ほど】
保護施設からラグドールを引き取った場合、これらの寄生虫に寄生されている可能性があります。
- 回虫
- ノミ
保護猫の場合は、動物病院で
- 虫下し
- ノミ取り
などの薬をもらってラグドールに塗布しましょう。
価格は寄生虫の種類によって変わりますが、たいていの場合は4000円程度になるようです。
ラグドールの飼育に最低限必要なモノの価格
ここまではラグドールを「迎えいれるときに必要な費用」についてお話ししてきました。
ここからはラグドールと「暮らしていくために必要な費用」についてお伝えします。
最低限必要なモノの価格を合計すると【約5700円~】。
どんなものがあるのか、みていきましょう。
ラグドールをいれるキャリーケース【2000円~】
病院にいくなど移動の際に必要です。
ラグドールは大きな猫なので、大きめのキャリーケースを用意しないと後で買い直すことになります。

ラグドールの場合、リュックタイプはやめたほうがいい…
せまくてしかたないよ
値段は様々ですが、こだわりがなければ2000円程度で購入できます。
5000円以上するものもありますが、安いものと機能に大きな差はありません。
気に入ったものを選ぶのがいいと思います。
ラグドールのトイレ・猫砂【3000円~】
絶対必要ですね。
価格は2000円くらいです。
トイレの種類はこんな感じ。
- オープン型
- ドーム型
- ハーフカバー型
どれでもいいと思いますが、おすすめはオープン型。
理由は単純でドーム・ハーフカバー型はラグドールには小さいからです。

僕は最初にドーム型を買いました。
けっこう大きいタイプを買いました。
でも、禅くんがおおきくなってトイレにはいれなくなりました。
砂も用意しましょう。
価格は1000円くらい。
猫砂にもたくさんの種類があって、
- 消臭力が高い
- 砂が飛び散りにくい
- 固まる
- 固まらない
などさまざま。
好きなものでいいと思います。

紙製のものは消臭力が弱めかな…
ラグドールが食べるキャットフード【価格は種類によってかなり変わります】
初期費用を除いた場合、最も大きな出費はキャットフードになります。
特にラグドールは他の猫に比べて大きいので、1日の食事量もおおめです。
フードにもよりますが、1ヶ月の食費は3000円程度。
おやつ代も含めるともう少し高くなるというイメージですね。
コームはラグドールの長い毛をブラッシングするために必要【価格は100〜5000円と幅広い】
ブラッシングに必要なコームは100円ショップでも売っています。
正直、安いもので十分です。
みなさんが好きなものを選ぶと良いでしょう。
爪とぎはラグドールがリラックスするためにも重要【価格は500円程度】
爪とぎは猫にとって
- 気分転換
- 鋭い爪を維持する
という大切なものです。
500円程度で手に入ることがおおいので、必ず用意してあげましょう。
爪とぎがないとソファーや壁で「ボリボリ」と爪とぎをされますし…。
種類はこんな感じ
- ダンボール製
- 紐を巻きつけたもの
- 麻布を巻いたもの
爪とぎに関しては、猫によって好みがあると思います。
禅くんの場合、段ボール製のものはあまり好きじゃないようです。

固定されてないと研ぎにくいからね
ラグドールが遊べるおもちゃ【価格は100円から】
ラグドールはおとなしい猫種ですが基本的に遊ぶのが大好きです。
なので、おもちゃを使って遊んであげましょう。
おもちゃの価格は100円から1000円以上するものまであります。
どのおもちゃが好きかはその子次第。
ちなみに禅くんは
- 動かしたときにバタバタと音がする
- キラキラしている
- 羽がついている
- つりざお型で糸の先におもちゃがついている
ものが好きなようです。

おもちゃを虫や鳥と信じきっているんですね、きっと

……。
必須ではないけどラグドールのためにあるといいもの【僕が使っているものをご紹介】
これから紹介する商品は必須ではありませんが、あると便利なものばかりです。
予算に余裕がある方はぜひ検討してみることをおすすめします。
キャットタワー【価格は約5000円から】
迎えいれた子の性格によってはキャットタワーを置いていても遊んでくれない可能性もあります。
しばらく生活してみて「この子は遊ぶのが大好きだな」と感じたらキャットタワーを設置してあげると良いでしょう。
価格は5000円~数万円くらいです。
ちなみに、オスのラグドールは活発に遊ぶ子が多いようです。

うちの禅くんも
- キャットタワーをかけあがったり
- 登り棒をのぼったり
キャットタワーを活用してくれています。
また、ラグドールは体重が重くなるので「10キロ以上の体重に耐えれる」キャットタワーが安心です。
脱臭機【僕は富士通ゼネラルのプラズイオンHDS-302Gを使っています】
猫を飼うときにめちゃくちゃ気になるのがトイレの匂い。
猫自体はほぼ無臭なのですが、
- うんち
- おしっこ
の匂いはけっこう強烈です。

!!!!
「半日以上」家を空ける方は脱臭機の使用をおすすめします。
ペット用の脱臭機でなくてもかまいません。
3000円程度で手にはいるものから2万円以上するものもあります。
ちなみに僕が使っているのは富士通ゼネラルのプラズイオンHDS-302G。
トイレのにおいを完全になくすことはできないのですが、においが軽減されていることは間違いありません。
ラグドールが天寿をまっとうするまでにかかる飼育費用は1年間で10万円前後
ラグドールの飼育にかかるお金は「年齢×10万円+初期費用」です。
ラグドールの平均寿命は14〜16歳といわれているので、飼育費用は180万円くらいになるでしょう。
おさらいになりますが、ラグドールの初期費用はこちら
- ラグドールを購入する
- ワクチン・去勢手術をする
- 必要なものを買いそろえる
そして、継続的に必要なのが
- キャットフード
- おやつ
- トイレ砂
- おもちゃ(消耗品)
これらを総合的に判断すると、だいたい1年間で10万円は必要になります。
病気になるとさらに費用がかかる
ラグドールも人間とおなじように病気にかかったり怪我をします。
参考までに、ラグドールがかかりやすい病気をのせておきますね。
- 心筋症
- 尿石症
ペットが病気にかかると、1回の治療費が高額になることも。
基本的に「全額実費」での治療となるので、おおきな出費になることを覚悟しておきましょう。
「急な出費はむずかしい…」という方はペット保険への加入もおすすめです。

飼い主としては正直ヒヤヒヤですよね…
ラグドールの価格を理解してからラグドールを迎えいれましょう【ただし無理のないように】
これまでをまとめます。
ラグドールを飼育するための初期費用は
- ラグドールを購入【約18万円】
- 避妊手術【約1500~3500円】
- ワクチン接種【約1万円】
- 飼育するために最低限必要なものを購入【約5700円】
- ラグドールのためにあったらいいものを購入【約3万円】
の合計約20万円でした。
そして、継続的に必要な費用が
- キャットフード
- おやつ
- トイレ砂
- おもちゃ
などを合計して【約1万円/月】になります。
また、定期検診や病気になるとさらに費用が必要です。
ラグドールの価格を考える際はぜひこのあたりを意識してみてくださいね。
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