
ラグドールの禅です

飼い主の潤です
「ラグドールの平均的な大きさを知りたい」
「どのくらい成長する?」
「ラグドールの大きさに合わせた飼育グッズの選び方を知りたい」
このような悩みを解決します。
この記事を書いている僕はこんな感じ
- ラグドールを飼育している
- 大学では農学部に所属し、生物学を専攻していた
- 動物を学び始めて6年目のちょっと詳しい人!
ラグドールは大きい子だと体重が10kg以上になる「大型猫種」です。
性格が穏やかなため、初めて猫を飼う人に人気の猫種でもあります。
ちなみに、僕が初めて飼ったのもラグドールです。
今回はラグドールの大きさついて
- どれくらい大きくなるのか
- 成長スピードはどのくらいか
- ラグドールの大きさにあわせた飼育グッズの選び方
を3分程度で読めるようにまとめました。
ラグドールの大きさや成長スピードには個体差があるので、参考程度にご覧ください。
ラグドールの平均的な大きさは約50cmです
ラグドール成猫の平均体長は約50cmです。
猫全体の平均体長は25〜30cmであることを考えると、ラグドールは猫全体のなかでは大きい部類にはいりますね。
ラグドール以外の大型猫種の平均体長は
- メインクーンが約1m
- ノルウェージャンフォレストキャットが45〜60cm
となっております。
ラグドールは「大型猫種ではあるけども、そのなかではやや小さめ」と思っていいでしょう。
ラグドールは3〜4年で完全な成猫の大きさになる
ラグドールは成長がゆるやかなため、完全な成猫の大きさになるまで3〜4年かかります。
ちなみに、ラグドール以外の大型猫種もゆっくり成長する傾向があるようですよ。
ラグドールは長いスパンで成長を見守れる猫種なので、飼っている子の体長を記録してあげるのも楽しいですね。
ぼくも禅くんの成長記録をみて「こんなに小さかったのに、ここまで大きくなってくれたんだなぁ」と、ほっこりしています。
ちなみに、大型猫種ではない猫が完全な大きさになるのは1年〜1年6ヶ月。
「ラグドールの成長はゆるやかだ」という事実が強調されますね!
ラグドールの大きさのタイプはロング&サブスタンシャル
猫種はそれぞれ6種類のボディタイプに分けられます。
それがこちら。
- コビー
- セミコビー
- フォーリン
- セミフォーリン
- ロング&サブスタンシャル
- オリエンタル
そして、ラグドールはロング&サブスタンシャルタイプ。
ロング&サブスタンシャルタイプの特徴はこんな感じです。
- 重量感のあるがっしりとした体型
- 幅がひろく胴長な体
ちなみに、ラグドール以外のロング&サブスタンシャルタイプで有名なのはメインクーンやノルウェージャンフォレストキャットです。
ラグドールの大きさに合わせて飼育グッズは大きいものが良い
ラグドールは大型猫種。
成猫になるまでの期間が長いため、最終的にどこまで大きくなるのかわかりません。
なので、用意する飼育グッズはなるべく大きいサイズを選んでおくと安心です。
ここでは
- トイレ
- キャットタワー
- ベッド
- キャリーバッグ
についてお話しします。
ラグドール用トイレの大きさは猫の体長に対して1.5倍以上が理想
体の大きいラグドールのためにいちばん気を遣ってあげたいのがトイレです。
猫はトイレが狭いとかなりのストレスを感じます。
- トイレが気に入らないと、
- 排泄を我慢したり
- 粗相をしてしまったり
といった状態になってしまうことも。
ラグドールのトイレを選んであげるときは
- 幅50cm以上のもの
- フード付きなら高さが40cm以上のもの
- トイレをコロコロ変えない
ことが大切です。
成長にあわせてトイレを買い替えるのも良いですが、ラグドールは環境の変化に敏感な猫種。
トイレが変わるだけでストレスを感じる子が多いので、なるべく同じものを長く使うようにしましょう。
ラグドール用キャットタワーの大きさは安定性を重視すると良い
ラグドール用にキャットタワーを選ぶときは、大きさよりも安定性を重視するのがおすすめです。
一般的に「ラグドールはおとなしい性格で激しい遊びを好まない」といいますが、僕はそう思いません。
理由はウチの禅がよく遊ぶから。
なのでラグドール用のキャットタワーは丈夫なものを選びましょう。
体重の重いラグドールがドタバタしても壊れないくらい安定性があるものがいいと思います。
現在のキャットタワーは隠れ家やハンモックがついた商品も多く、そういったタワーなら猫がひとりになれる環境を作ることができますよ。
キャットタワーを選ぶときは、ラグドールの性格や飼育環境を考えてみてくださいね。
ラグドール用のベッドはいりません。自分にあう大きさの場所をみつけてくれます
ラグドール用にベットを買う必要はないと思います。
なぜかというと、
- 普通の猫用ベッドはラグドールにとって小さい
- ラグドールがお気に入りな場所をみつけてくれる
- そもそも猫用ベッドは必要ない
と思うからです。
ぼくは「猫は自分の落ち着く場所をみつける天才」だと思っています。
そもそも猫用ベッドがなくても自分が最も落ち着く場所で休むんです。
以前、ラグドールが休めるように
- 禅くん用のベッド
- 猫鍋
- キャリーバッグ
などを用意したことがありました。
でもけっきょく
- 飼い主の服のうえ
- 洗濯機のなか
- 人が寝るベッドのうえ
- 僕の背中
といった「自分の好きな場所」で休むんです。
猫は人間が思ってるより何倍も「生きていく力」があります。
ベッドは必要になったら用意するでいいと思いますよ。
ラグドール用キャリーバッグの大きさは余裕のあるものが良い
キャリーバッグをつかうのは猫を病院に連れて行くときだけのバッグではありません。
たとえば災害が起こったとき、キャリーバッグに猫を入れて移動することができます。
場合によっては避難先をキャリーバッグで過ごしてもらう必要があるかも…。
そのような非常事態を考えると、キャリーバッグはただ猫を運ぶバッグということではなく「猫が生活するかもしれないスペース」という認識がなければいけませんね。
いまはさまざまなキャリーバッグがあるので、好きな物がみつかるでしょう。
ラグドールのことを思いながら、めいっぱい悩んで選んでください!
ラグドールの大きさはふつうの猫より大きく、大型猫種のなかでは中くらい
今回はラグドールの大きさや飼育グッズの選び方についてご紹介しました。
ラグドールは大型猫種で「猫全体の平均体長よりも大きくて、大型猫種のなかではそれほど大きくない」くらいの大きさです。
とはいえがっしりとした体型ではあるので、飼育グッズは全体的に大きめで余裕のあるものを選びましょう。
いきなり大きサイズをそろえるのが難しい人は、ラグドールの成長に合わせて買い換えても大丈夫。
ラグドールにとってストレスのないグッズをそろえてあげて、飼育環境を整えてあげましょう。
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