
ラグドールの禅です

飼い主の潤です
- 「ラグドールをシャンプーする方法は?」
- 「シャンプーの頻度が分からない」
- 「猫にシャンプーは必要なの?」
- 「猫がシャンプーを嫌がるので対処法を知りたい」

このような悩みを、
- ラグドールを飼育している
- 農学部で生物を専攻していた
- 生き物を学び始めて6年目
の僕が解決します。
本記事の内容
- 【動画で解説】ラグドールにシャンプーする手順とコツ
- ラグドールにシャンプーは必要なのか【猫による】
- シャンプーのやりすぎは禁物、たまにやってあげましょう
【動画で解説】ラグドールにシャンプーする手順とコツ
結論、こちらの動画をどうぞ。
(※記事の方がより具体的に書かれています。動画はイメージをつかむためのもの、と思ってくれるとうれしいです。)
手順はこちら
- シャンプー前の準備
- 猫をお湯で濡らす
- シャンプー剤をかけて泡立てる
- シャンプーを洗い流す
- 水をタオルでふきとる
- 乾かしてあげる
順番にみていきましょう!
シャンプー前の準備
猫は人間と同じようにシャンプーしてはいけません。

猫は水が苦手。
- シャワーが流れる音
- 細い水流が体にあたる刺激
なんかも苦手です。
そのため「シャンプー前に特別な準備」をしてあげると猫にかかる負担を減らすことができます。
準備は2点ほど。
とても簡単なので安心してくださいね。
シャワーヘッドにタオルをかぶせる
まず、シャワーヘッドに濡れても良いタオルをかぶせてください。
タオルをかぶせたら輪ゴムなど適当なもので固定します。
こうすることで、シャワーの水が「ジョボジョボ」と流れるようになるんです。
猫は
- シャワーの音
- シャワーの水圧
が得意ではありません。

シャワーヘッドにタオルをかぶせることで、音と水圧をやわらげることができます。
お湯の温度は39度以下が理想
みなさんのなかには「42度くらいが熱くて気持ちいいのよ!」という方がいると思います。
ですが、猫ちゃんのシャワーは39度以下にしてあげてください。

熱いお湯ダメ、ゼッタイ
冷たすぎても体温が下がって良くないので、
- 35~39度
のお湯がおすすめです。
濡らしてシャンプーをしていく
さて、準備ができたらいよいよラグドールにシャンプーしていきます。
気をつけるべきことは
- お湯をかけるときはお尻から
- しっかり濡らしてからシャンプーをつける
- まんべんなくシャンプーをする、でも顔周りは要注意
ということ。
猫は水が苦手なので、なるべくゆっくり、そしておしりから丁寧に濡らしてあげるべきです。
そして、十分に濡れていないとシャンプー剤が泡立ちません。
しっかりと濡らしてあげてください。
また、顔まわりは無理に洗わないことが大切です。
シャンプー剤が目に入ってしまっては取り返しがつきません。
さらに、猫は顔まわりを触られるとひどく抵抗しますので、大きなストレスをかけてしまいます。

いきなり濡らさないでほしい…
顔周りのシャンプーは怖いからやめてほしい…
嫌がる時はそっとしておいてほしい…
シャンプーを流す
十分泡が立ったらシャンプーを流していきます。
この時もおしりからなるべく丁寧にお湯をかけてあげましょう。
逃げるようなら触らず様子をみましょう。

猫とかかわる時は
- 無理せず
- 深追いせず
- ストレスをかけず
が大切!
ラグドールを乾かす
シャンプーが終わったら水気を取っていきます。
猫によってはシャンプーよりも乾かすのが大変ということもあるでしょう。
ちなみに、うちの禅は乾かされるのを嫌がるのでとても苦労します…。

シャワーはいいんだけど、乾かすのはキライだ!
まずは室温を27度前後に設定する
シャンプー後は体温がどんどん下がっていきます。
室温を暖かくしてあげることで、寒さを防いであげましょう。
猫を乾かすのは時間がかかるものなので、長期戦になった時も安心できるように「室温は27度前後」にすると良いですよ。
8割はタオルドライで落とす
これがとっても大事。
猫は聴覚が優れた生き物なので、ドライヤーの音は"超うるさい"らしい…。
「タオルドライでどこまで乾かせるか」が猫にストレスをかけずにシャワーをするカギになります。
ここでも、なるべく無理せず深追いせず、優しく拭いてあげましょう。
ここだけの話、乾かす時はドライヤーではなく扇風機がおすすめです
シャンプー後の猫を乾かす時
- ドライヤー
- 自然乾燥
をする人がほとんどだと思います。
しかし、
- ドライヤーでは猫にとって音がうるさすぎる
- 自然乾燥では体温の低下が心配
だと感じます。
僕のおすすめは
- 室温を27度にして扇風機をあてる
です。
扇風機は音が小さく猫にとって負担になりません。
しかし温風はでないため、室温を上げておく必要があります。
試しに扇風機で乾かしてあげてみてください。
猫が逃げたり、驚いたり、耳をたたんだりしません。
ラグドールがシャンプーを嫌がる時は無理してやらない
何事においてもそうなのですが、猫が嫌がることを無理にやる必要はありません。
- 体をきれいにする
- 爪切り
- 歯磨き
- ブラッシング
などは、猫自身でできるもの。
無理に人間が手を加える必要はないんです。
もし「飼い主が楽しむためにシャンプーをしたい!」というのであればやめてください。
あくまで
- 猫の体が汚れている
- 脂で毛割れしてきた
- あごの下にニキビがある
など、理由がある時にシャンプーしましょう。
意味がない場合はシャンプーしないのがベストですよ。
ラグドールにシャンプーは必要なのか【猫による】
そもそも、みなさんがラグドールをシャンプーする理由はなんですか?
僕が禅くんをシャンプーするのは
- 体が汚れてしまった
- 毛があぶらっぽくなってきた
これだけです。
「3ヶ月に1回はお風呂にいれなきゃ…」とは考えません。
では、どのくらいの頻度でシャンプーすればいいのか。
それは、「ラグドールの毛をみて判断する」のがベストでしょう。
シャンプーをするときの判断基準でおすすめなのが、
- 毛が割れてきた
- 耳・尻尾のつけねがベタベタしてきた
というもの。
猫の毛質には
- 皮脂がおおい
- 毛がサラサラしている
などありますよね。
そのため、シャンプーの頻度は猫によって変化します。

禅くんは尻尾のつけねがベタベタしやすいです。
頻度は特に決めていませんが、いまのところ半年以内に1回はシャンプーをしています。
シャンプーのやりすぎは禁物、たまにやってあげましょう
長くなったのでまとめます。
ラグドールをシャンプーする手順とコツは
- 準備でシャワーヘッドにタオルをかぶせる・お湯の温度を39度以下にする
- 猫を濡らすときはお尻からしっかり濡らす
- シャンプーをする、ただし顔周りは要注意
- 泡を落とす時はお尻から
- タオルドライで水の8割を拭き取ることが大切
- 猫を乾かすときは室温を27度に、ドライヤーはうるさいので扇風機が良い
でした。
ラグドールにシャンプーする際はこのあたりを検討してみてくださいね。
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